自閉症には、3つのタイプがあるそうです。
よく知られている自閉症とは、周囲に全く興味を持たず、自分の世界にだけ生きているかのようなイメージですが、それは孤立型と呼ばれるタイプです。同じ自閉症でも他のタイプだと全く特性は違って出るので、自閉症とは気づかれにくく、本人の性格と捉えられがちです。とはいえ生きにくさは変わらず、人の気持ちを想像することが苦手、言葉のコミュニケーションが苦手、などはどのタイプにも共通する特徴です。
我が家の次男ミッキーにも、5歳で自閉症スペクトラム&ADHDの診断が付きましたが、幼少期、私はまったく自閉症だとは疑いませんでした。言葉が遅いのが心配だったくらいで、他はとにかく多動、破壊衝動が目立ったので、ADHDだと思っていました。
が、この杉山登志郎さんの著書を読んで、「ミッキーはこれだわ」と思い当たる節ありまくりで、今ではやっぱりこの子は自閉症なのだと納得します。
自閉症には
孤立型・・・人と関わることを嫌がり、1人でいることを好むタイプ。
受動型・・・比較的おとなしく、相手から関わられると受け入れられるタイプ。
積極奇異型・・・人と積極的に関わるが、関わり方が一般的でないタイプ。
の3つのタイプがあります。
ミッキーは、積極奇異型だと思います。
思えば、幼少期から人が好きでよくくっついていくのですが、距離が近すぎる (^_^;)
年配の人がとくに好きだったので、公園で知らないおじいちゃんやおばあちゃんに、よくぴとっとくっついていました。2歳頃までなら、「あらかわいい」で済むんですけどね、身体が大きくなってくるとやっぱり変な目で見られますし、女性はともかく、年配の男性は子どもを嫌がることもあるので、何度も「知らない人にはくっつかない」と教えました。
あとはとにかく、相手を喜ばせようとすると、ことごとく、嫌がらせという形をとります。相手の気を引きたい時、物をひっくり返したり、叩いたり、大事なものを取ったり・・・この間違った愛情表現の一番の被害者は、長男ゲンキ。ゲンキと遊びたいミッキーの、あらゆる嫌がらせを受けてきました。
ミッキーにしたら、なぜ相手が怒るのかが本気でわからないのです。
物が壊れたとか、誰かが怪我をした、とはっきり見える結果があれば、最近ようやく「やってはいけない」とわかってくれるようになってきましたが、生まれてから続けてきた感情表現方法を変換させるには、まだまだかかりそうです。
積極奇異型は、知的な遅れは軽度で、多動を伴うことが多いそうです。4、5歳頃までがもっとも大変で(まさに・・・)、少しずつ周囲が見えてくると、劇的な成長をすることもあるという杉山さんのお言葉に、救われたというかすがりついているというか、ミッキーの成長の目安がつくだけでも、出口のない毎日が少し楽になる気がします。積極奇異型の特徴は他にも、自分の話をやめられない、人の気持ちを無視した物言いをしてしまう、図鑑を丸覚えしたような言い方をする(長男ゲンキやな・・・)などなど、アスペルガー症候群が代表的でしょうか。
この自閉症の3つのタイプは、一つとは限らず、成長するに従って異なる形で現れてくることも多いそうです。とはいえ、最終的には受動型になっていくことが多いそうですし、療育などでもそこを目指すようです。一番、社会に受け入れられやすいですもん。ただ受動型でも、自分で考えることは苦手、場の空気を読んで適切な行動を選ぶ、などは難しいようです。
人との付き合い方を根気よく教えることで、社会での適正な生き方を身に着けていくしかないんですね。ミッキーにも、早く友だちと仲良くできるやり方を、覚えて欲しいと願います。
ミッキーも、最近は知らない人にぴとっとくっついていくことはなくなったし、その分、相手との心の距離感も取れてきたようで、この先生には甘えてもいいけれど、この先生の前ではちゃんとしないといけないとか、相手を見て出方を変えるようにもなってきました。このまま、自分の意志で人と付き合うことはまだ難しいけれど、相手から誘われれば一緒に遊ぶことができる、受動型よりに育っていってくれればいいなと思います。
よく知られている自閉症とは、周囲に全く興味を持たず、自分の世界にだけ生きているかのようなイメージですが、それは孤立型と呼ばれるタイプです。同じ自閉症でも他のタイプだと全く特性は違って出るので、自閉症とは気づかれにくく、本人の性格と捉えられがちです。とはいえ生きにくさは変わらず、人の気持ちを想像することが苦手、言葉のコミュニケーションが苦手、などはどのタイプにも共通する特徴です。
我が家の次男ミッキーにも、5歳で自閉症スペクトラム&ADHDの診断が付きましたが、幼少期、私はまったく自閉症だとは疑いませんでした。言葉が遅いのが心配だったくらいで、他はとにかく多動、破壊衝動が目立ったので、ADHDだと思っていました。
が、この杉山登志郎さんの著書を読んで、「ミッキーはこれだわ」と思い当たる節ありまくりで、今ではやっぱりこの子は自閉症なのだと納得します。
自閉症には
孤立型・・・人と関わることを嫌がり、1人でいることを好むタイプ。
受動型・・・比較的おとなしく、相手から関わられると受け入れられるタイプ。
積極奇異型・・・人と積極的に関わるが、関わり方が一般的でないタイプ。
の3つのタイプがあります。
ミッキーは、積極奇異型だと思います。
思えば、幼少期から人が好きでよくくっついていくのですが、距離が近すぎる (^_^;)
年配の人がとくに好きだったので、公園で知らないおじいちゃんやおばあちゃんに、よくぴとっとくっついていました。2歳頃までなら、「あらかわいい」で済むんですけどね、身体が大きくなってくるとやっぱり変な目で見られますし、女性はともかく、年配の男性は子どもを嫌がることもあるので、何度も「知らない人にはくっつかない」と教えました。
あとはとにかく、相手を喜ばせようとすると、ことごとく、嫌がらせという形をとります。相手の気を引きたい時、物をひっくり返したり、叩いたり、大事なものを取ったり・・・この間違った愛情表現の一番の被害者は、長男ゲンキ。ゲンキと遊びたいミッキーの、あらゆる嫌がらせを受けてきました。
ミッキーにしたら、なぜ相手が怒るのかが本気でわからないのです。
物が壊れたとか、誰かが怪我をした、とはっきり見える結果があれば、最近ようやく「やってはいけない」とわかってくれるようになってきましたが、生まれてから続けてきた感情表現方法を変換させるには、まだまだかかりそうです。
積極奇異型は、知的な遅れは軽度で、多動を伴うことが多いそうです。4、5歳頃までがもっとも大変で(まさに・・・)、少しずつ周囲が見えてくると、劇的な成長をすることもあるという杉山さんのお言葉に、救われたというかすがりついているというか、ミッキーの成長の目安がつくだけでも、出口のない毎日が少し楽になる気がします。積極奇異型の特徴は他にも、自分の話をやめられない、人の気持ちを無視した物言いをしてしまう、図鑑を丸覚えしたような言い方をする(長男ゲンキやな・・・)などなど、アスペルガー症候群が代表的でしょうか。
この自閉症の3つのタイプは、一つとは限らず、成長するに従って異なる形で現れてくることも多いそうです。とはいえ、最終的には受動型になっていくことが多いそうですし、療育などでもそこを目指すようです。一番、社会に受け入れられやすいですもん。ただ受動型でも、自分で考えることは苦手、場の空気を読んで適切な行動を選ぶ、などは難しいようです。
人との付き合い方を根気よく教えることで、社会での適正な生き方を身に着けていくしかないんですね。ミッキーにも、早く友だちと仲良くできるやり方を、覚えて欲しいと願います。
ミッキーも、最近は知らない人にぴとっとくっついていくことはなくなったし、その分、相手との心の距離感も取れてきたようで、この先生には甘えてもいいけれど、この先生の前ではちゃんとしないといけないとか、相手を見て出方を変えるようにもなってきました。このまま、自分の意志で人と付き合うことはまだ難しいけれど、相手から誘われれば一緒に遊ぶことができる、受動型よりに育っていってくれればいいなと思います。