赤ちゃんはむちむちしていて、首やわきは肉に埋まっており、そこに湿疹ができやすいので注意が必要です。アトピーだったゲンキは、3ヵ月頃、ちょうど5月で暑くなり始めた時期に首があせもで真っ赤にただれてしまい、大変でした。
沐浴指導でも教わると思いますが、とくに首、わき、ひじ、てくび、股、ひざなどのくびれているところは念入りに洗いましょう。汚れが残りやすいので、しっかりとせっけんを泡立てて手をしっかりと入れて洗います。アトピーっ子は基本、せっけんを泡立てて手で洗います。ガーゼや浴用タオルは刺激が強いので、こすると肌を傷つけてしまいます。
口周りやおでこ、Tゾーンも皮脂が多く乳児湿疹ができやすいので、しっかりと洗いましょう。顔を洗うのは嫌がるし、目や耳にせっけんが入りそうで慣れないと難しいかもしれませんね。湿疹や汚れがひどい時の赤ちゃんの洗い方を、紹介します。名付けて「赤ちゃんエステ方法」 (^▽^)/
まずはガーゼハンカチを濡らし、よく泡立てたせっけんをつけます。
人差し指にガーゼハンカチをかぶせ、これで赤ちゃんを洗います。
ガーゼハンカチをかぶせた人差し指を、汚れがひどい部分に押し当てて、ここが重要です!こすらずにブルブルと振動させます。3~5秒ブルブルさせたら、次の場所に移動してまたブルブル。けっして、こすってはいけません。指を押し当てたまま、振動させることで汚れを落とします。
赤ちゃんはたぶん嫌がると思うので、しっかりと首や身体をささえて、暴れても大丈夫なようにしてやりましょう。顔全体、身体もやろうとするとけっこう時間がかかるので、身体が冷えないように&毎日は無理なので週に一度や湿疹がひどい時にお試しください。汚れをしっかりと落としてあげて、その後に保湿するとつるつるの肌になります。
ワセリンや湿疹用の薬を塗ったあとも、お風呂でよく軟膏を落としてあげないと、古くなった軟膏が肌に残って肌荒れしたりします。湿疹の薬を塗る時は、以前に塗ったものをしっかりと落としてからにしましょう。効き目が全然ちがいます。
湿疹がひどくなりそうだからと洗わないでいると、逆に湿疹がひどくなります。清潔にしっとりとしてあげると、赤ちゃんの肌は自助作用できれいになっていきます。