子供の成長で心配な、言葉の遅れ。
個人差が大きいとは言われますが、よその子がべらべら喋っている横で、わが子がまったく喋らなかったら、やっぱり不安になりますよね。言葉に遅れのある子のほとんどが、遅咲きタイプと呼ばれる「たんにゆっくりな子」ですが、中には発達障害が原因で言葉が遅れているケースもあるので、どちらなのか、いつ喋れるようになるのか、親の心配はつきません。
→(「言葉の遅れについて~いつまで様子を見ればいい?」)
かといって、まだ話す準備ができていない小さな子供に「あいうえお」を教えたり、言い回しが間違っていると神経質に直したりするのは逆効果で、せっかく伸び始めた成長の芽を摘み取ってしまう結果にもなりません。そこで、ことばの教室や療育先で教えてもらった、「言葉を伸ばす」コツをご紹介したいと思います。専門的な訓練はSTと呼ばれる言語療法士でないと行えませんが、家庭でも子供の言葉を伸ばすことはできます。言葉の遅れで悩んでいる親御さん、ぜひお試しください。
① 絵本を読む
王道ですが、やはり絵本の読み聞かせは大きいと思います。多動でじっと座っていられず、絵本なんか読めないというお子さんにも、諦めずに読み続けてあげてください。いつか、振り向いて、寄ってきて、1ページでも1単語でも聞いてくれる日が、必ず来ます。興味が出てきたら、少しずつでも長い時間を聞いていられるようになります。ミッキーも、以前はまったく聞けませんでした。でも、今では絵本大好きです。
② 話しかける
これも、王道ですね。できるだけたくさんの言葉に触れることで、子供の言葉も発達していきます。気をつけないといけない点は、子供にわかりやすく話しかけてあげることです。早口でベラベラ喋っても、小さな子は聞き取れません。はっきりと短いセンテンスで、要点だけをわかりやすく伝えましょう。
→(「言葉を伸ばす話しかけ方」)
またテレビが原因で言葉が遅れるとよく言われますが、全部だめだと私は思いません。それにある程度理解力がついてこないと、テレビも見れません。ミッキーも、3歳頃までまったく見ませんでした。10分でもいいから見てくれたら、どれだけ助かるかと思っていました。30分番組を見れるようになった時、感動して「よく見れたね」と褒めたのを覚えています。
お母さんが夕飯の支度をしている間とか、朝の幼児番組を見るだけなら、まったく問題がないと思います。だいたい、テレビも見ずに子供とずっと一緒に過ごすなんて、お母さんが大変すぎます。テレビから得られる刺激や、新しい世界もあります。NHKなど、質のいい番組を上手に使えばいいのだと思います。
③ できるだけ口を使わせる
「あいうえお」を教えるよりも、家庭でこそやらなければいけないことは、できるだけ口をよく使わせた生活をさせることです。いつも同じようなメニューで、やわらかい食べやすいものばかりになっていないか、献立をよくチェックしてみてください。食べやすいパンや麺類ばかりでなく、しっかりと噛む必要のあるご飯や根菜などを、たくさん食べさせましょう。
お茶もコップで飲ませるより、ストローで吸わせるほうが口の発育になります。おやつもスナック菓子より、せんべいやスルメ、ドライフルーツなど、噛みごたえのあるものをあげましょう。シャボン玉をストローで吹かせたり、ラッパや笛やハーモニカもおすすめです。毎日の生活や遊びを通して、口の健全な発育を促す必要があります。
これは、言葉の成長だけでなく、虫歯予防や便秘対策にもつながり、しっかりとした食生活は子供の成長の基本になるので、ぜひがんばって取り組んでください!
④ 子供の話を聞こう!
これは、すいません。私もあまりできていません。3人が3人ともギャーギャー言い始めると頭が痛くなるほどうるさいので、「静かにして!」とよく言ってしまいます。話しかけられても、「あとにして」とよく返してしまいます。ごめんなさい。ちゃんと聞こうね!
ちょっと聞く余裕がある時は、とにかく口を挟まず子供が喋りたいように喋らせるようにしています。ゲンキの発音が気になる時も(さ行がしゃ行になる)、一度最後まで聞いてから、直すようにしています。ミッキーはとにかく、伝えようという意思を見せるだけでも、褒めるようにしています。途中でうるさく言うと、せっかくの話したい気持ちを台無しにしてしまうので、半分くらいしか聞いていなくても「へえ~、そうなの」「すごいねえ」など、あいづちを上手に打つ技術だけは磨かれました。
つたない言葉でも、お母さんやお父さんにはわかってもらえる。言葉にすることで自分のしたいこと、欲しいものが手に入る。その楽しさがわかれば、言葉は爆発的に伸びていきます。焦らず、その日を待ちましょう (^▽^)/
個人差が大きいとは言われますが、よその子がべらべら喋っている横で、わが子がまったく喋らなかったら、やっぱり不安になりますよね。言葉に遅れのある子のほとんどが、遅咲きタイプと呼ばれる「たんにゆっくりな子」ですが、中には発達障害が原因で言葉が遅れているケースもあるので、どちらなのか、いつ喋れるようになるのか、親の心配はつきません。
→(「言葉の遅れについて~いつまで様子を見ればいい?」)
かといって、まだ話す準備ができていない小さな子供に「あいうえお」を教えたり、言い回しが間違っていると神経質に直したりするのは逆効果で、せっかく伸び始めた成長の芽を摘み取ってしまう結果にもなりません。そこで、ことばの教室や療育先で教えてもらった、「言葉を伸ばす」コツをご紹介したいと思います。専門的な訓練はSTと呼ばれる言語療法士でないと行えませんが、家庭でも子供の言葉を伸ばすことはできます。言葉の遅れで悩んでいる親御さん、ぜひお試しください。
① 絵本を読む
王道ですが、やはり絵本の読み聞かせは大きいと思います。多動でじっと座っていられず、絵本なんか読めないというお子さんにも、諦めずに読み続けてあげてください。いつか、振り向いて、寄ってきて、1ページでも1単語でも聞いてくれる日が、必ず来ます。興味が出てきたら、少しずつでも長い時間を聞いていられるようになります。ミッキーも、以前はまったく聞けませんでした。でも、今では絵本大好きです。
② 話しかける
これも、王道ですね。できるだけたくさんの言葉に触れることで、子供の言葉も発達していきます。気をつけないといけない点は、子供にわかりやすく話しかけてあげることです。早口でベラベラ喋っても、小さな子は聞き取れません。はっきりと短いセンテンスで、要点だけをわかりやすく伝えましょう。
→(「言葉を伸ばす話しかけ方」)
またテレビが原因で言葉が遅れるとよく言われますが、全部だめだと私は思いません。それにある程度理解力がついてこないと、テレビも見れません。ミッキーも、3歳頃までまったく見ませんでした。10分でもいいから見てくれたら、どれだけ助かるかと思っていました。30分番組を見れるようになった時、感動して「よく見れたね」と褒めたのを覚えています。
お母さんが夕飯の支度をしている間とか、朝の幼児番組を見るだけなら、まったく問題がないと思います。だいたい、テレビも見ずに子供とずっと一緒に過ごすなんて、お母さんが大変すぎます。テレビから得られる刺激や、新しい世界もあります。NHKなど、質のいい番組を上手に使えばいいのだと思います。
③ できるだけ口を使わせる
「あいうえお」を教えるよりも、家庭でこそやらなければいけないことは、できるだけ口をよく使わせた生活をさせることです。いつも同じようなメニューで、やわらかい食べやすいものばかりになっていないか、献立をよくチェックしてみてください。食べやすいパンや麺類ばかりでなく、しっかりと噛む必要のあるご飯や根菜などを、たくさん食べさせましょう。
お茶もコップで飲ませるより、ストローで吸わせるほうが口の発育になります。おやつもスナック菓子より、せんべいやスルメ、ドライフルーツなど、噛みごたえのあるものをあげましょう。シャボン玉をストローで吹かせたり、ラッパや笛やハーモニカもおすすめです。毎日の生活や遊びを通して、口の健全な発育を促す必要があります。
これは、言葉の成長だけでなく、虫歯予防や便秘対策にもつながり、しっかりとした食生活は子供の成長の基本になるので、ぜひがんばって取り組んでください!
④ 子供の話を聞こう!
これは、すいません。私もあまりできていません。3人が3人ともギャーギャー言い始めると頭が痛くなるほどうるさいので、「静かにして!」とよく言ってしまいます。話しかけられても、「あとにして」とよく返してしまいます。ごめんなさい。ちゃんと聞こうね!
ちょっと聞く余裕がある時は、とにかく口を挟まず子供が喋りたいように喋らせるようにしています。ゲンキの発音が気になる時も(さ行がしゃ行になる)、一度最後まで聞いてから、直すようにしています。ミッキーはとにかく、伝えようという意思を見せるだけでも、褒めるようにしています。途中でうるさく言うと、せっかくの話したい気持ちを台無しにしてしまうので、半分くらいしか聞いていなくても「へえ~、そうなの」「すごいねえ」など、あいづちを上手に打つ技術だけは磨かれました。
つたない言葉でも、お母さんやお父さんにはわかってもらえる。言葉にすることで自分のしたいこと、欲しいものが手に入る。その楽しさがわかれば、言葉は爆発的に伸びていきます。焦らず、その日を待ちましょう (^▽^)/