母乳育児

卵アレルギー反応の母乳実験!妊娠中の生卵は控えよう!

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卵アレルギーの子のお母さんも、卵を除去するべきかどうか。妊娠中~授乳中まで、心配ですよね!じつは、病院ではあまり気にしなくていいと言われました。極端な食べ方をしなければ(一気に何個も食べるような)、血液や母乳を通して赤ちゃんに影響が出ることはまれだそうです。

ですが、私は実験をしてみた実感として、やはり母乳でも影響が出ることがあると思います。長男ゲンキにいろいろと試してみた(実験台にしてごめんよ)、結果をご紹介します。

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だいたい、こんな感じです。

卵そのものをたくさん使った料理は、やはり影響が出ました。オムレツや目玉焼きはNG。卵焼き一切れくらいなら、OK。つなぎものも少量まじっている場合は、OK。たくさん入っている場合は、NGでした。郷土料理で恐縮ですが、たこ焼きはOK。明石焼き(別名 卵焼き)はNG。って感じです。調理パンはOK。練り物系もOKでした。

生卵は厳禁で、これは妊娠中も避けるように指導されました。とくに、上の子が卵アレルギーだったと言うと、助産院では生卵は念のためやめましょうと言われました。毒性が強く出るそうです。

断乳して、何を一番に食べたかというと「卵かけごはん」です。見つかると欲しがるので、こっそりと子供たちにかくれてかっこみました (*ノωノ) だって!ずっと夢に見るほど食べたかったんだもん!
妊娠してしまうとまた数年食べられないので、私にとって、お酒よりも欲求不満になった食べ物です。

ゲンキを妊娠中はまったくそういった知識も意識もないままに過ごし、たんぱく質をとらなくっちゃと、卵かけごはんもよく食べていました。もしかしたら、ゲンキが3人の中で一番卵アレルギーが強く出たのは、そのせいかもしれません。ミッキーユウキを妊娠中は、私も用心してあまり卵は食べないようにし、とくに生卵は絶対に口にしなかったおかげで、ミッキーの卵アレルギーは軽く、ユウキはまったくアレルギーなしで済んだのかもしれません。

もしも、近親者に卵アレルギーの人がいたら(小さい頃だけで今は完治していても)、妊娠中は生卵を制限することをおすすめします。念のため、にね。でも用心するにこしたことはありません。ほんの10ヵ月の我慢で、その後の数年が断然楽になりますから。

ゲンキミッキーも、もう加熱した卵は食べられるようになりましたが、生&半熟はNGです。この間もお菓子作りの時、ミッキーが焼く前の生地をべろべろなめてしまい、顔が真っ赤っかになりました。ゲンキも、どうしても「温泉卵を食べてみたい」(ゾロリに出てきたらしい)というので、試しに食べさせたら吐いてしまいました。一緒に卵かけごはんを楽しめる日は、まだまだ遠そうです。(*´∀`*)

断乳をスムーズに進めるための準備

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我が家には、3人の男の子がいます。
全員、完全母乳で育てました。

先日、ついに三男ユウキの断乳を決行し、もうこれで「おっぱいを飲む子はいないのか~」と感無量です。(→「さあ断乳だぞ!」)

大変なようで、とても濃かった蜜月の授乳期。肌から離れた子共たちは、母からどんどん巣立っていきます。たくさん飲んでくれて、ありがとう (人''▽`) とても幸せな気持ちを、毎日味わわせてもらいました。

さて、断乳、卒乳をどうするか。

その子の性格や家庭のライフスタイルによっても変わってくるし、もっと飲ませてあげたかったけれど、急な事情でやめざるを得ない場合や、もういい加減やめて欲しいのにどうしてもやめられない場合など、親子の数だけ授乳風景があるかと思います。栄養学的に足りているなら、おっぱいでなくても粉ミルクで十分赤ちゃんは育つのだし、母乳でないと赤ちゃんが愛情不足になることも、まったくないと思います。

でも完全母乳で育っている赤ちゃんは、哺乳瓶を嫌がることが多く、お母さんでないと世話ができないので、預けにくく人見知りも強い傾向にあります。断乳に対してものすごく抵抗する赤ちゃんも多いでしょうし、ほとほと困り果てているお母さんも・・・それでも大人になっても飲んでいる人は誰もいないのだから、みんないつかどこかで、おっぱいから離れていきます。

そこで、3人の経験を通して、断乳をスムーズに進めるためのコツをご紹介します!


①授乳回数を減らす

1歳を過ぎると昼寝も1回になりますし、夜間も起きずに朝まで眠れるようになってきます。食べられるものも増えてきて、食間も授乳でなくておやつで済むようになります。またストローが使えるようになると、哺乳瓶は拒否していた母乳っ子も、フォローアップミルクや牛乳を飲めるようになります。お腹が足りていると、スキンシップを求めておっぱいに寄ってきても、一緒に遊んであげる、抱っこする、絵本を読むなどの対応で満足して、おっぱいを忘れることができます。寝かしつけのみの授乳に持っていっておくと、やめる時がだいぶ楽です。
一番大変なのは、夜間かな~。夜中に目が覚めても、またおっぱいでないと眠れない(ミッキーユウキがそうでした)と、一度どこかで諦めさせないと(泣かせてでも)、いつまでも夜起きてしまいます。断乳したい理由の一位が、「夜中に起こされたくない」ですもんね。


②代替物を用意する

長男ゲンキはボタンが、おっぱいの代わりになりました。他にも、ガーゼハンカチや毛布、おしゃぶりなど、これがないと眠れないというグッズを持っている子は多いです。いきなりやめるよりは、代替物があるほうが子供も受け入れやすいです。代わりの物にこだわると、またそれをやめさせる時に一苦労するので、できるだけ続けていても困らないものを与えると楽かと思います。
また代わりに、温めた牛乳やミルクを寝る前に飲ませるのもおすすめです。お腹がふくれて身体が温まり、眠気を誘います。ゲンキは夜間に起きる癖がしばらく抜けなかったので、寝る前にバナナとミルクでたらふく食べさせていました。


③就寝儀式を決める

これをしたら、もう寝るんだと子供にもわかりやすいように就寝儀式を決めます。一番よくあるのが、絵本や子守歌など、まったりと時間を過ごせる活動。寝る直前に興奮してしまうと、なかなか寝付けません。
長男のゲンキはこだわりが強く、順番や手順にうるさかったので、とくに就寝儀式は1㎜も狂わずに行わなければいけませんでした。それでも次男のミッキーが生まれると、それどころじゃないよ空気読めよって感じで、ゲンキ一人につきあっていられなくなり、だんだんと少しずつ違っても我慢できるようになりました。1年生になってからは、自分の部屋で一人で寝ています。自分なりの順番を、順守しているようですが。


④とにかく遊ばせる&食べさせる

あとは、疲れさせるに限ります。初日は特に、ぶっ倒れるほど遊ばせて、昼寝は車かベビーカーでさせて、間食を抜いてでも夕飯をたらふく食べさせ、食べながら寝ちゃったよっていうのが理想です。つき合う親も大変ですが、夜中にギャン泣きされるよりはマシかな。何日続けられるかってのはありますが。
思い出して泣いちゃった時は、とにかく根負けしないこと。やめると決めたら、断固やめましょう。根負けしてあげてしまうと、泣いたらもらえると学習してしまい、次回の断乳が格段にきつくなります。


⑤子供にも納得させる

新生児の頃ならともかく、1歳半にもなれば急に赤ちゃんから子供へ進化して、理解力もつきます。言ってもわからないと決めつけず、子供にも説明しておきましょう。「〇歳になったらおしまいだよ」「次の赤ちゃんが生まれてくるから、おしまいにしようね」「お兄さんは、ミルクを飲むんだよ」など、言い方は様々ですが、いきなり断乳するよりは、前々から心づもりをさせておくほうが楽に感じました。

三男ユウキを断乳させた2歳ってのは、割と絶妙な年齢でしたね。1歳だとやっぱりまだわからないし、3歳まで飲んでいるのもちょっと・・・ある程度、理解力や我慢する力がついて、なおかつまだ体力がそこまでないので親もつき合いやすい年齢です。


断乳や卒乳は、避けては通れない道ではありますが、子供はやっぱりつらいもの。代わりにたくさん抱っこしてあげてくださいね。また、水分が急に足りなくなって便秘になったりするので、水分や栄養が足りているかも気をつけてあげてください!

おっぱいをやめたら、おむつがとれたら、子育てはそうやってどんどん楽になっていきます。

明日は今日より楽になる!

がんばってください (^▽^)/

さあ、断乳だぞ!!

三男ユウキが2歳になった区切りで、ついに断乳を決行することにしました。
→(「断乳をスムーズに進めるための準備」)

我が家は断乳方針。
もう産むつもりはないので、末っ子のユウキは気が済むまで飲ませてあげて、卒乳まで待ってももいいかな~と思っていたのですが、「パイパイ」「パイパ~イ!!と連呼されるのが段々いやになってきて・・・ミッキーの幼稚園が始まる前に、やめさせることにしました。

断乳や卒乳には、時期や方法などいろいろと意見があふれていますが、お母さんが「もういいや」と思ったらやめてもいいと思います。いやいや授乳するよりは、フォローアップミルクや食事で栄養をきちんと補ってあげるほうがいいのではないでしょうか。

我が家の断乳方法は、諦めるまで泣かせる式。
からしを塗ったり、怖い絵をおっぱいに描くことはしていません。(大好きなおっぱいに怖いイメージをもたせたくない)1歳を過ぎたら、寝かしつけ時のみの授乳にもっていって、断乳に備えます。

長男
ゲンキの断乳は、1歳3か月。
下の子が欲しかったので、生理を戻すためにやめさせました。ごめんよ m(__)m

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泣いたのは3日くらいで、1週間もするとおっぱいなしでも寝られるようになったのですが、ゲンキは代わりにボタンを噛むようになり、これは4歳まで続きました。噛み癖は形を変えて今でも続き、何かを噛んだり触っていないと落ち着かないようです。(「感覚鈍麻ってなに?」)

次男ミッキーも、断乳は1歳3か月。
この時も、もう一人欲しかったので早めにやめさせました。ごめんね m(__)m

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ミッキー
も4日ほどで諦めたんですが、抱っこでないと寝ないくせをつけてしまったので、しんどかった~( ;∀;) けっこう重かったので、腕も肩もパンパンになりました。その後、お腹の上に乗せて寝かせる→添い寝でも寝れると段階をふんで、今では電気を消したらバタンキューの人です。

さあ、いよいよ三男ユウキの断乳です。
兄ちゃんたちよりは長く、2歳まで飲んでいました。(寝かしつけ時のみ)

 1歳半頃から急に自我がでてきて、おっぱいにも執着するようになったので、大変かな~と覚悟していたのですが、だいぶ前から「2歳になったら、パイパイないよ」「あと5回で、パイパイおしまいだよ」と言い聞かせ続けてきたのがよかったのか、2歳のお誕生日を盛大にやって「今日からパイパイないよ」と言うと、ぐずぐず泣きながらもあっさり諦めました。泣いたのは、10分くらいかな。ゲンキミッキーも、諦めるまでは30分とか1時間とか泣いて泣き寝入りパターンだったので、とても楽でした。寝る前に一応「パイパイ!」と訴えてきますが、「もうないよ」と言われると、しぶしぶ諦めて寝ています。お兄ちゃんになったね~\(^o^)/

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ただ、触りながらでないと寝れません・・・
なんとも未練がましい・・・これは、いつまでやるのかな~(;´д`)

げっぷの下手な赤ちゃんの寝かせ方

げっぷの下手な赤ちゃんを寝かすには

①授乳クッションを活用

助産院で教えてもらったんですが、授乳クッションを丸くして、そのくぼみに赤ちゃんを入れるとジャストフィット!くるまれている感じ&斜めになるので吐きもどしもなく、よく寝てくれます。新生児期におすすめです。

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おすわりを始めた頃の、ひっくり返り防止簡易イスにもなるので、授乳クッションは使えます。一つあると便利です。

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②傾斜のある枕を使用

すこし大きくなってくると、授乳クッションでは収まらない&寝返りをしだすと危ないので、赤ちゃん用の傾斜のある枕がおすすめです。低めの低反発枕でも、代用できます。やわらかくて、顔が埋まってしまうものは窒息の危険があるので、避けましょう。




こんなのも、人気です。背中スイッチが、発動しないそうです。




新生児期しか使わないものを購入するのは後の保管場所などに困るので、できれば他の用途にも代用できるものがおすすめです。私は新生児期は授乳クッション、その後は固めの枕に寝かせていました。それだけで、吐きもどしがとても減りました。

あとは、赤ちゃんはよく汚すので、カバーが洗えるものがいいですね。吐いても大丈夫なように、厚めのバスタオルを敷いた上で使いましょう。

③横向きに寝かせる

これは喘息の発作が出て、痰が絡んで咳が止まらない時にも有効でした。横向きに寝かせると、苦しくなりにくいのでおすすめです。丸めたバスタオルや座布団、小さめのクッションなどを、背中とお腹側に挟むと、寝返りできずに横向きのまま寝かせることができます。

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斜めにする、横向きにすることで、げっぷの下手な赤ちゃんも吐きもどさずに安眠することができます。寝かすとよく吐いてしまうとお困りの方は、ぜひお試しくださいね!赤ちゃんにげっぷをさせる方法も、一緒にどうぞ!(「げっぷの下手な赤ちゃんにげっぷをさせる方法」)

げっぷの下手な赤ちゃんにげっぷをさせる方法

母乳やミルクを飲ませたら、赤ちゃんにさせなければいけない「げっぷ」

どの育児書にも「げっぷのさせ方」は載っていますが、これがけっこう難しい( ;∀;)
まだ首の座っていない新生児を縦抱きにして揺するなんて!!って、新米ママのお悩みトップ10に入るのではないでしょうか。

さらに、時々、げっぷが下手で下手でどうしようもない子もいます。我が家でも、長男ゲンキがそうでした。めちゃくちゃよく飲む子だったんですが、空気も一緒に飲んでしまう質で、3、4回げっぷをさせても横にすると苦しがって吐いちゃうので、大変でした。これはもう、個性としか言いようがないです。まあ、ゲンキは本当に呆れるほどよく吐きもどしていましたが、標準より大きくなっていったので、大丈夫ですよ。(「ゲンキ~1歳 げっぷの下手な赤ちゃん」)

新生児の頃にげっぷが下手でも、寝返りができるようになったら、お座りができるようになったら、離乳食を食べるようになったら、何の問題もなくなります。

1人目だったので、私の飲ませ方&げっぷのさせ方が、下手だったのだと思います。が、ブログを始めて意外と、「赤ちゃん げっぷ」のキーワードで検索されている方が多いので、きっと他のお母さんも困っているんだろうな~と思い、ゲンキにいろいろとやった方法をまとめてみたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね!

げっぷのさせ方

① 肩にもたせかけるようにして、背中を優しくたたく

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これが、基本のげっぷのさせ方になります。おそらく、育児書に載っているのもこの方法でしょう。でも、げっぷ下手な子は、これだけじゃ出ません。

② 一度寝かせてから、再度①をする

何度か①の方法でやっても出ない場合、一度横にしてからやると、出やすくなります。お腹の中の空気が、上がってくるのかな??5分くらい置いてから抱き上げると、まとまった空気が「げっぷっ」っと出てきます。

③ 横に寝かせて足を軽くあげてから、再度①をする

これは、②の別バージョン。さらにお腹の中の空気が出やすいように、胃の上部に上げる効果があるように思います。やりすぎると吐いてしまうので、様子を見ながらやってください。ややアクロバティックなので、生後1ヵ月をすぎて、ある程度身体がしっかりしてきてからにしましょう。

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④ ひざに乗せて、トントン揺する

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首が座ってしっかりしてきたら、身体を支えながら、ひざの上に座らせて、トントンと小刻みに上下に揺すると、出やすいです。「げぷぷぷぷ」という感じで、残っている細かい空気まで、全部出ます。

なかなかげっぷが出ない~と困っているお母さんへ。
ぜひ、お試しくださいね(^▽^)/

profile

筆者:nontan
男の子3人を育てています。
長男ゲンキ(2009年生)
こだわりの強いグレーゾーンBOY
+アトピー&卵アレルギー

次男ミッキー(2012年生)
ASD+ADHDのハイブリッドBOY
+ぜんそく&卵エビカニアレルギー

三男ユウキ(2015年生)
今のところ普通に見えるけれど…アレルギーなし

出産前は書店勤務&JPIC読書アドバイザーとして活動していました。子育てが一段落したら、読み聞かせ活動を再開したいです!
はじめての方は、こちらの記事をまずお読みください。

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