熱性けいれんとは、乳幼児が風邪やインフルエンザで高熱を出した時に、けいれんを起こすことです。
白目をむいて身体をがくがく揺らしたり、身体を突っ張らせたりします。ほとんどの熱性けいれんは10分以内に収まって、熱が下がれば何の問題も後遺症もなく治りますが、初めて遭遇した親は、「これはあかん」と慌ててしまいますよね。
熱性けいれんは、脳が発達途中で、急な発熱に対応しきれないために起こると言われています。1割くらいの子供がやるようです。6ヵ月~3歳までの子供に多く、38度以上の熱を出した時に起こりやすいとされていますが、熱が上がる途中に最も起きやすく、37度5分だから大丈夫と思っていたらいきなりけいれんを起こし、慌てて熱を測ると39度まで上がっていたということもあります。
我が家では次男ミッキーが1歳の時にやらかし、「やばい、これ、死ぬ」と泡を食いました。
その日は朝から風邪気味で、昼前に38度2分の発熱。機嫌も悪く、やっと寝た後も置くと起きて泣くので、1時間くらい抱っこのままで寝かせていたのですが、突然目がくるりと裏をむき、白目のまま身体ががくがく揺れだしたので 「ええ~( ;∀;)」 。
すぐに「119」に電話し、「子供が熱性けいれんを起こしているのですが、どうすればいいですか?」と聞くと、「脇や首筋を冷やす」ように言われ、冷やすけれどけいれんが収まらない。その日は日曜日ですぐに病院に行けないこともあり、救急車を回してもらいました。身体をがくがくさせるけいれん自体は、救急車が着くまでに収まりましたが(10分くらい)、しばらくは焦点が合わず、名前を呼んでも反応が薄い状態が病院に着いても続いたので(おそらく30分ほど)、けいれんを起こしてから意識が戻るまでの時間が長いということで入院になりました。
「入院!?」(しかも私が付き添い)は想定していなかったので、ミッキーの着替えしか持ってきておらず、私は着の身着のまま、っていうか保険証すら忘れてきてしまっていたので、後からお泊り一式をじーじが届けてくれました。だいぶ、あせってましたね~。だって、もう、死んじゃうと思ったんだもん ( ;∀;)
病院に着いた時点での体温は、39度6分。夜前に38度台に下がり、翌朝は36度9分まで下がりました。けいれん止めの座薬を入れたおかげか、その後はけいれんを起こすことなく、翌日の昼過ぎに退院できました。
インフルエンザやRSウイルスではなく、たんなる風邪だったようです。
入院中、一番大変だったのは、食事が足りないとミッキーが怒ったこと・・・
バナナとかミカンとか、おやつに持ってきていたものを足して何とかしのぎましたが・・・あんた、さっきまで死にかけてたじゃん・・・( ;∀;)
ミッキーは食い力があるので、病気をしてもすぐに治ります。反対にゲンキは、まずは食欲が落ちて完全に治るまで食べられない人なので、治りが悪いです。兄弟の中でも生命力は、ミッキーがダントツでトップな感じ。
ミッキーは約一年後に、インフルエンザ感染時に再度、熱性けいれんを起こしましたが、その時はけいれん自体が30秒ほどだったし、一年に一度くらいの割合ならそう心配することはないと言われました。あまりに何度もひきつける場合は、てんかんの疑いがあるので精密検査をする必要があります。また、1歳前に熱性けいれんを起こした場合も、念のため脳波を見ると入院先の病院では言われました。(ミッキーは1週間前にお誕生日を迎えたところでした。ギリギリ?セーフ)
育児書で確認すると、初めて熱性けいれんを起こした子供は、すぐに病院に連れていくように書いてあります。救急車を呼んでも、OKです。やばいけいれんかどうかは、やはりお医者さんでないとわかりません。
・けいれんが38度以下の発熱で起こった場合
・生後6ヵ月以前や、4歳を過ぎて初めてのけいれんを起こした場合
・けいれんが15分以上続いた場合
・一日のうちに何度もけいれんを起こす場合
・けいれんの後意識がなかなか戻らなかったり、手足にマヒが残る場合
・1年のうちに3回以上けいれんを起こした場合
以上のような時は、脳炎や脳症、髄膜炎やてんかんの疑いがあるので、脳波検査や精密検査をする必要があるようです。(育育事典/岩波書店 より)
問題ない熱性けいれんの場合でも、その後またけいれんを起こした時は早めに受診させたほうがいいでしょう。けいれん止めの座薬もあり、37度5分以上の発熱で使います。まあでも、これはけいれんを予防するための薬なので、発熱を止めたり、病気を抑えたりするものではありません。使わなくても、10分以内に収まるけいれんの場合は、問題ないようです。けいれんが15分以上続く子や、一日に何度もけいれんを起こす、一年に何度もけいれんを起こす子は、使ったほうがいいと処方されます。
熱性けいれんを起こした場合の家庭での処置は、まずは冷やします→脇や首筋に保冷剤や濡らしたタオルを当てます。よく熱がある場合は冷えないように布団でくるんでしまいますが、これは逆効果。ミッキーの時も、私が抱いていたせいで、熱がこもってしまったのだと思います。熱が上がりきるまでは、お腹だけタオルをかけておけばよく、熱が上がりきったら、今度は冷やさないように布団をかけるといいそうです。
また吐いてしまった時は、吐瀉物で窒息しないように口の中のものを出して横向きにします。そして大切なのは、けいれんを起こしている時間を測ることです。大体でいいので、どのくらい続いたかの目安がわかると、その後の診察時に大いに役立ちます。けいれんが収まったら、すぐに近くの病院に連れていきましょう。
白目をむいて身体をがくがく揺らしたり、身体を突っ張らせたりします。ほとんどの熱性けいれんは10分以内に収まって、熱が下がれば何の問題も後遺症もなく治りますが、初めて遭遇した親は、「これはあかん」と慌ててしまいますよね。
熱性けいれんは、脳が発達途中で、急な発熱に対応しきれないために起こると言われています。1割くらいの子供がやるようです。6ヵ月~3歳までの子供に多く、38度以上の熱を出した時に起こりやすいとされていますが、熱が上がる途中に最も起きやすく、37度5分だから大丈夫と思っていたらいきなりけいれんを起こし、慌てて熱を測ると39度まで上がっていたということもあります。
我が家では次男ミッキーが1歳の時にやらかし、「やばい、これ、死ぬ」と泡を食いました。
その日は朝から風邪気味で、昼前に38度2分の発熱。機嫌も悪く、やっと寝た後も置くと起きて泣くので、1時間くらい抱っこのままで寝かせていたのですが、突然目がくるりと裏をむき、白目のまま身体ががくがく揺れだしたので 「ええ~( ;∀;)」 。
すぐに「119」に電話し、「子供が熱性けいれんを起こしているのですが、どうすればいいですか?」と聞くと、「脇や首筋を冷やす」ように言われ、冷やすけれどけいれんが収まらない。その日は日曜日ですぐに病院に行けないこともあり、救急車を回してもらいました。身体をがくがくさせるけいれん自体は、救急車が着くまでに収まりましたが(10分くらい)、しばらくは焦点が合わず、名前を呼んでも反応が薄い状態が病院に着いても続いたので(おそらく30分ほど)、けいれんを起こしてから意識が戻るまでの時間が長いということで入院になりました。
「入院!?」(しかも私が付き添い)は想定していなかったので、ミッキーの着替えしか持ってきておらず、私は着の身着のまま、っていうか保険証すら忘れてきてしまっていたので、後からお泊り一式をじーじが届けてくれました。だいぶ、あせってましたね~。だって、もう、死んじゃうと思ったんだもん ( ;∀;)
病院に着いた時点での体温は、39度6分。夜前に38度台に下がり、翌朝は36度9分まで下がりました。けいれん止めの座薬を入れたおかげか、その後はけいれんを起こすことなく、翌日の昼過ぎに退院できました。
インフルエンザやRSウイルスではなく、たんなる風邪だったようです。
入院中、一番大変だったのは、食事が足りないとミッキーが怒ったこと・・・
バナナとかミカンとか、おやつに持ってきていたものを足して何とかしのぎましたが・・・あんた、さっきまで死にかけてたじゃん・・・( ;∀;)
ミッキーは食い力があるので、病気をしてもすぐに治ります。反対にゲンキは、まずは食欲が落ちて完全に治るまで食べられない人なので、治りが悪いです。兄弟の中でも生命力は、ミッキーがダントツでトップな感じ。
ミッキーは約一年後に、インフルエンザ感染時に再度、熱性けいれんを起こしましたが、その時はけいれん自体が30秒ほどだったし、一年に一度くらいの割合ならそう心配することはないと言われました。あまりに何度もひきつける場合は、てんかんの疑いがあるので精密検査をする必要があります。また、1歳前に熱性けいれんを起こした場合も、念のため脳波を見ると入院先の病院では言われました。(ミッキーは1週間前にお誕生日を迎えたところでした。ギリギリ?セーフ)
育児書で確認すると、初めて熱性けいれんを起こした子供は、すぐに病院に連れていくように書いてあります。救急車を呼んでも、OKです。やばいけいれんかどうかは、やはりお医者さんでないとわかりません。
・けいれんが38度以下の発熱で起こった場合
・生後6ヵ月以前や、4歳を過ぎて初めてのけいれんを起こした場合
・けいれんが15分以上続いた場合
・一日のうちに何度もけいれんを起こす場合
・けいれんの後意識がなかなか戻らなかったり、手足にマヒが残る場合
・1年のうちに3回以上けいれんを起こした場合
以上のような時は、脳炎や脳症、髄膜炎やてんかんの疑いがあるので、脳波検査や精密検査をする必要があるようです。(育育事典/岩波書店 より)
問題ない熱性けいれんの場合でも、その後またけいれんを起こした時は早めに受診させたほうがいいでしょう。けいれん止めの座薬もあり、37度5分以上の発熱で使います。まあでも、これはけいれんを予防するための薬なので、発熱を止めたり、病気を抑えたりするものではありません。使わなくても、10分以内に収まるけいれんの場合は、問題ないようです。けいれんが15分以上続く子や、一日に何度もけいれんを起こす、一年に何度もけいれんを起こす子は、使ったほうがいいと処方されます。
熱性けいれんを起こした場合の家庭での処置は、まずは冷やします→脇や首筋に保冷剤や濡らしたタオルを当てます。よく熱がある場合は冷えないように布団でくるんでしまいますが、これは逆効果。ミッキーの時も、私が抱いていたせいで、熱がこもってしまったのだと思います。熱が上がりきるまでは、お腹だけタオルをかけておけばよく、熱が上がりきったら、今度は冷やさないように布団をかけるといいそうです。
また吐いてしまった時は、吐瀉物で窒息しないように口の中のものを出して横向きにします。そして大切なのは、けいれんを起こしている時間を測ることです。大体でいいので、どのくらい続いたかの目安がわかると、その後の診察時に大いに役立ちます。けいれんが収まったら、すぐに近くの病院に連れていきましょう。