我が家の次男ミッキーは、自閉症スペクトラムとADHDの発達障害があります。

小学校の特別支援学級へ入学したばかりの、1年生です。
知的には境界~標準域。聞く力が弱く、短期記憶も弱いため、授業は個別の方がいいと思い、支援級を選びました。やり方を工夫すれば、基礎学力は遅れずにやっていけそうです。

ただ、自閉症スペクトラムのこだわりから、間違えること、直されること、が受け入れられません。

絵を描いていても、ちょっと失敗したら癇癪を起こすし、せっかく描けても紙がくしゃっとなってしまうだけで癇癪を起こすし、「もうちょっとこう描いたら?」と横から手を出そうものなら、怒り狂って暴れます (-_-;)

これから宿題も始まるし、家庭学習をどうしようか悩み、業界一番人気のチャレンジタブレットを、始めました。→(「我が家の通信家庭学習事情」)

するとびっくり、タブレット、いいですね。

 公式サイト 進研ゼミ小学講座

字の書き順やとめはねも厳しく、私だったら丸にしてそうな(アバウトな性格なんで)答えでも、不正解になります。でもゲーム感覚だからか、かわいいキャラクターから指摘されるからか、間違っても怒りません。

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「ブー。ざんねん!」
と言われても、あのミッキー
「あー。コラショ(チャレンジのキャラ)、きびしいな~」
とニコニコしながら、受け入れている姿に感激!!

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自動採点ですぐに正誤がわかることも、気持ちが切り替えやすいのかなと思います。タブレットにしてよかった。きっとテキストスタイルだと、やった終わった!という気分でいるのに、後で丸付けをされて(しかも親に)、やったはずなのにもう一回やれと言われ、キレているでしょう。

100点になるまでやり直せる解き直し機能も、がんばって100点にすると、映像やゲームアプリが開けるご褒美機能も、ミッキーのやる気をぐんと引き上げています。どうしても一人ではできない時に「手伝って」と言えるようになったし、難しい問題を横から一緒にやっても、怒らなくなりました。そこまで、コラショのゲームがやりたいのか・・・すごいね、今どきの勉強って。

よくLD(学習障害)で、読み書きに苦手がある子にタブレットがおすすめされていますが、こだわりの強い自閉症スペクトラム児にも、衝動性が強いADHD児にも、タブレット学習はおすすめだと感じます。間違いが許せない、すぐに正誤を知りたい、そんな子供の気持ちを、ずっと楽にしてくれます。
これからも、楽しく続けていきたいです \(^o^)/